イーサリアムの注意点

イーサリアムは今後も高い人気があり、価格も高くなると見込まれている種類ですが、実際にフタを開けてみるまでどうなるかはわかりません。
仮想通貨自体にまだ長い歴史もありませんから、予想外のトラブルや事態が起きる可能性もあります。
イーサリアムの今後に関して、知っておきたい注意点についてもご紹介しておきましょう。

この仮想通貨の注意点として必ず知っておきたいのは、過去に大規模なハッキングを受けていること。
仮想通貨にある大きなリスクが、このハッキングです。
実体のない通貨ですから、不正なアクセスによって操作されると、高額な仮想通貨が一気に流出するという事件も起こりえます。
そしてイーサリアムもビットコインのように、これを管理している特定の個人や団体などはいません。
このような非中央集権性こそが法定通貨との決定的な違いになるわけですが、それはつまりハッキングなどを受けたときに責任をもって対処する個人も団体もいないことを意味します。

仮想通貨にとってハッキングはとにかく避けるべき事態なのですが、イーサリアムは過去にこれを受け、大量流出を招いたことは、事実として知っておきたいポイントです。
そしてこのときに行われた対応についても、仮想通貨の非中央集権性を重視する人には知っておきたい注意点となるでしょう。

ハッキングを受けた後、イーサリアムはそれを無効化するハードフォークを行ったのです。
これのおかげで60億円以上というハッキング被害額を帳消しにすることに成功しましたが、この対応が中央集権的だという批判の声も上がったのです。
特定の個人や団体が力を持たず、すべてのユーザーがフラットな関係であるべきなのに、ハッキングを受けたとき、実際には特定の団体のリーダーシップによって対処した形となったのですね。
イーサリアムの理念と現実で食い違っている部分があるという点で、知っておきたい注意点です。

このような部分は、イーサリアムにある不安要素として、きちんと把握しているユーザーもたくさんいます。
特にハッキングの部分は自分が持っているイーサリアムを失ったり、そのハッキングの影響で価格が暴落したりするリスクがありますから、特に知っておきたい注意点です。

もちろんイーサリアムもより安全に使える仮想通貨を目指して、改善が続けられていますから、今後はこのような事態が起きない可能性も十分にあります。
ただ、仮想通貨自体がまだ新しいシステムですし、その中でもイーサリアムはビットコインほど長い運用実績もありませんから、このような注意点もあることはきちんと把握したうえで、今後の投資などを考えるといいでしょう。